韓国の美容医療を考えるとき、最初に何を確認すればよいですか?
最初に確認したいのは、「何を足したいか」より先に、自分が何を気にしていて、どこまで医師に相談したいのかを自分の言葉で整理できているかどうかです。厚生労働省は、美容医療を受けようと考えている方に、施術前に次の4つの点を確認するよう呼びかけています(厚生労働省「確認してください!美容医療の施術を受ける前にもう一度!」)。日本国内向けの案内ですが、海外で受ける場合にも参考になる確認点です。
- 使用する薬などがどのようなものか、自分でも説明できるか。
- 効果だけでなく、リスクや副作用についても知り、納得したか。
- ほかの方法や選択肢の説明も受け、自分で選んだか。
- その施術は「今すぐ」必要か。最後にもう一度確認する。
厚生労働省のページには、説明を受けていないことがあれば医師に聞いてみることが勧められている、と書かれています。韓国で受ける場合は、言葉の壁のせいでこの「聞く」段階が難しくなりやすいため、聞きたいことを日本語で書き出し、日本語での説明や通訳が受けられるかを事前に確認しておくと、当日あわてずにすみます。
SNSで他人の顔と比べてしまうとき、どう整理すればよいですか?
比べなくてかまいません。若さからくる肌や髪の状態と、美容医療の施術は、本来は別の話として考えるほうが自然です。肌や髪の状態は人によって異なるため、整った印象の人を見て「この人は何かの施術を受けているはず」と結びつけ、自分と比べる必要はありません。
SNSで他人の顔やメイクを見比べていると、気軽なつもりでも、自分の顔の気になる点が増えてしまうことがあります。相談を考えるときは、画面の向こうの誰かではなく、自分が日常のどんな場面で困っているのか、何を変えたいのかを基準にすると整理しやすくなります。
- 気になっているのは、見た目そのものか、人と比べたときの感じ方か。
- その悩みは、スキンケアや生活の見直しなど、施術以外の方法でも考えられるか。
- 半年後、1年後の自分は、その施術をどう感じていそうか。
COMEDIは病院ではなく、予約や連絡を支えるコンシェルジュです。診断や施術の提案は行わず、どの施術が合うかの判断は担当医が行います。
美容医療は「足し算」だけで考えなくてよいのですか?
美容医療は、何かを足すことだけを目的にせず、顔全体のバランスや、そもそも施術が必要かどうかも含めて医師と話し合うことが大切です。相談の結果として、今回は施術を受けない、あるいは見送るという選択も十分にあり得ます。
たとえばヒアルロン酸注入やボトックスのような注射による施術は、内容、回数、間隔、起こりうるリスクが施術ごと、人ごとに異なります。名前が同じ施術でも、使う薬剤や範囲は医師の判断で変わるため、「何を足すか」だけでなく「何のために、どこまでか」を言葉にして伝えることが大切です。
また、その場で決めなければならないと感じる必要はありません。説明を聞いたうえで一度持ち帰り、家族や信頼できる人と話してから決める時間を取ってもかまいません。厚生労働省が確認点の最後に挙げているのも、その施術が「今すぐ」必要かどうかをもう一度考えることです。
相談の場では、次のような質問をそのまま使えます。
- 気になっている点に対して、施術をする場合としない場合で、それぞれどんな選択肢がありますか。
- ほかの方法には何がありますか。
- 効果のほかに、リスクや副作用として何が考えられますか。
- 回復までの過ごし方や、通院が必要な期間はどのくらいですか。
- 帰国後に気になる症状が出たら、どこに連絡すればよいですか。
韓国のクリニックを予約する前に、何を確認しておくとよいですか?
予約前には、担当医、書面の見積もり、日本語での説明、帰国後の連絡方法、登録の有無の5点を確認してください。ソウル美容皮膚科や明洞美容皮膚科などを調べている場合も同じです。外国人患者を受け入れる韓国の医療機関や誘致業者には登録制度があることも知っておくと役立ちます。
| 確認すること | 聞き方の例 | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 担当医 | 施術を担当する医師はどなたですか。 | 説明や判断を行う人を、予約の前に把握するため。 |
| 書面の見積もり | 見積もりに含まれる項目と含まれない項目を書面で見せてください。 | 診察や施術の範囲によって総額の決まり方が変わるため、項目を書面で確かめる。 |
| 日本語での説明 | 診察や同意書は日本語で説明してもらえますか。 | リスクや副作用の説明を、納得できる言葉で受けるため。 |
| 帰国後の連絡 | 帰国後に気になることがあった場合の連絡先を教えてください。 | 滞在後の不安を一人で抱えないため。 |
| 登録の有無 | 外国人患者の誘致に関する登録番号を確認できますか。 | 登録制度の有無を確認する手がかりにするため。 |
韓国の公的機関(韓国観光公社・韓国保健産業振興院)が運営するメディカルコリア(Medical Korea)の公式ページによると、韓国保健福祉部は2009年から外国人患者誘致の登録制度を実施しています。同ページには、登録せずに外国人患者を誘致した場合は最長3年の懲役となる可能性があると記載され、違法な仲介が疑われる場合の通報先も案内されています(Medical Korea「Reliable」)。
滞在中に困ったときは、メディカルコリアの案内窓口に相談できます。ソウル駅(空港鉄道B2)の窓口は英語・中国語・日本語・韓国語に対応し、毎日9時から18時まで開いています。苦情や医療紛争の相談、違法な仲介に関する相談も受け付けています(Medical Korea「Convenient」)。
帰国後に不調が出たとき、日本ではどこに相談できますか?
万が一合併症が出た場合、厚生労働省は一人で悩まず、都道府県や保健所設置市区が設けている患者相談窓口に相談するよう案内しています。窓口として挙げられているのは、医療安全支援センターと消費者ホットラインです(厚生労働省)。海外での施術が相談の対象になるかは、各窓口にご確認ください。
- 医療に関する苦情や心配ごと:医療安全支援センター。全国の連絡先は、厚生労働省のページにある「医療安全支援センター検索」で調べられます。
- 契約内容や解約条件など契約に関すること:消費者ホットライン188番。
急に強い症状が出たときは、相談窓口を探す前に、近くの医療機関や救急に連絡してください。出発前に、自分の住む地域の窓口を控えておくと、いざというときに迷いません。
COMEDIの予約・連絡の支援は、診断や施術の判断を行うものではありません。診療の内容は、担当医と直接ご相談ください。
施術の詳しい情報: Botox in Korea for foreigners
予約前に確認したいこと
| 入国(日本のパスポート) | 日本は韓国のK-ETA一時免除の対象で、免除期間は2026年1月1日から2026年12月31日まで延長されています。出発前に入国条件をもう一度ご確認ください。 [1] |
| 美容医療を受ける前に | 厚生労働省は、美容医療を受けようと考えている方に、施術前に4つの点を確認するよう呼びかけています。使用する薬などを自分で説明できるか、効果だけでなくリスクや副作用も理解して納得したか、ほかの方法や選択肢の説明を受けて自分で選んだか、その施術は「今すぐ」必要か、の4点です。説明を受けていないことがあれば、医師に聞いてみましょう。 [2] |
| 合併症が出たとき(日本国内の相談先) | 厚生労働省は、美容医療の施術後に万が一合併症が出た場合は一人で悩まず、都道府県や保健所設置市区の患者相談窓口(医療安全支援センター)に相談するよう案内しています。契約や解約に関する相談は消費者ホットライン188番です。 [3] |
2026-10-20に確認した内容です。制度は変わることがあるため、出発前に公式の案内をご確認ください。
